Leather Works Exist

拘りのレザーアイテム

ご訪問ありがとうございます。
Leather Works Exist では革を裁断~レザーカービング、手縫いによる仕立ての全ての行程をハンドメイドに拘り手作業で製作しています。
「アメリカの香りがする装い」をコンセプトにレザーカービングを施した革製品を製作しております。

カテゴリ: レザークラフト・道具集


過去にレザークラフト・道具集など記事を書きましたが
中途半端でしたので改めてまとめてみたいと思います。

レザークラフトを始めるにあたってどんな道具が必要か?

どれぐらいお金がかかるのか?

初心者の方は気になると思います。

道具はスターターセットで大体安い物で5000円ぐらいで購入できます。



ネットショップで工具を購入する場合、レザークラフトショップで購入してください。
たまに雑貨ショップで品質が怪しい物を販売しているところもありますので。

・切る工具
 革を切る工具としてカッターや革包丁があります。
 革が柔らかい場合は革バサミや裁ちバサミなど使用できます。
 100均のカッターは切れ味がいまいちなので止めたほうがいいです。
 下にはカッティングマットを敷きます。

 過去の記事に詳細を書いています。
 http://lwe-blog.work/archives/15872682.html

・打つ道具と縫い穴
 レザークラフトを手縫いで仕立てる際には必ず必要になるのが
 ハンマーと菱目打ち。
 菱目打ちで革に穴を空け、針と糸で縫います。
 作業する際の机は天板は厚みがあり、机自体が頑丈で重みがあり
 しっかりとした物のほうが作業がしやすいです。
 天板が薄い机ですと打撃の力が逃げて穴が開きずらいだけでなく
 音が響いたり最悪壊れます。
 昔の職人さんは切り株を作業台にしていたとう話もあります。
 
 道具についてはこちらの記事をご覧ください。
 http://lwe-blog.work/archives/15918382.html

・針と手縫い糸
 
 詳細はこちら
 http://lwe-blog.work/archives/16312677.html
 針と糸はレザークラフト用のを使用したほうがいいです。
 



・その他道具
 ・丸ギリ、菱目ギリ 
 IMG20210719165406
  丸ギリは革に目印の線を引いたり、穴を空けたり色々使用します。
 IMG20210719165603

  菱目ギリは菱目打ちで打った穴を拡張したり単体で穴を空けたりします。
 IMG20210719165516 IMG20210719165705


 ・ディバイダー
  主に手縫いの基準となる線を革に引く道具です。
 IMG20210719165752 IMG20210719165919

 ・ネジ捻
  ディバイダー同様、手縫いの線を引きます。
  違いはネジ捻は押しながら引いて革に凹みをつけ、手縫い糸が
  沈むようにして糸がスレにくくさせる狙いがあります。
 IMG20210719165852 IMG20210719165955

 ・へり落とし
  革のヘリを取る道具です
 IMG20210719170054 IMG20210719170153

 ・ヤスリ、紙ヤスリ
  革の断面、コバを整える

 ・ジコラヘラ
  接着剤を塗布する際に用いる
  ヘラ状の物で接着剤を吸い込まない素材なら
  ほかの物でも代用できます。
 IMG20210719170234
 
 ・接着剤
  ・サイビノール、白ボンド等水性系
   白いが乾くと半透明になり、臭いが少なく安全に使用が出来る
   接着する面の片側に薄く塗布し、乾く前に圧着


  ・スリーダイン等ゴム糊系
   天然ゴム系や合成ゴム系などあり、強力な接着力がある。
   接着する面の両側に薄く塗布し、乾かしてから圧着
   有機溶剤が含まれる為、使用の際には換気が必要


  ・両面テープ
   仮止めとして使用

この辺のものがよく使用する道具類になります。
ほかにも色々ありますが作成する作品に応じて順次買い足すといいでしょ。
少しでもお役に立てれば幸いです。

クラフト社から発売されているFLINT LRETHER TOOLSの

フレンチエッジャー10mmを購入しましたのでレビューします。
P1050701P1050702
P1050703

切れ味はよく切れます。特にはじめはシャーシャーとベタ漉きができますので
かなり良い道具です。
厚み2mmの革を1mm程度にすくには便利です。
漉いた後の革のクズを図ってみますと大体0.7~1mmぐらいの厚みでした。
ガイドが小さいので革に跡が残りにくいです。

ただ自分の感覚ですとよく切れるけどあと一歩惜しい切れ味

漉くはじめにクっと、少しだけ力が要りますので
ヌメ革など硬い革ならシャーと切れますが柔らかめや薄い革だと
革がよれてえぐってしまうのが惜しい
2mmの革をヘリ返ししようと0.5mm厚まで漉くおうすると革がよれよれとなるので
えぐってしまう。
刃の入りの抵抗感がもう少し小さければ
革包丁のようにスーっと切れれば一番いい。



ある程度使って切れ味が落ちたら自分でオイルストーンで研いで
そのときまた、感想を書いてみます。



ツイッターでは買ったときに呟いてはいたのですが

ブログには書いてなかったので改めて。

帯漉刀はレザーマート(革の販売会社 ナカセン)と
彫刻刀の老舗・道刃物工業との共同開発

フレンチエッジャーのように、革を斜め漉き出来る道具です。

IMG_20190926_235604IMG_20190927_000703

先端の牙みたいな突起物がコバガイドになり、漉きをする際に
革のヘリに当て押し切りすると綺麗に斜め漉きが出来ます。
IMG_20190926_235625

切れ味はかなり良いですよ~、初めはスースー切れます。
軽く切れ味が落ちたら青砥で磨けばすぐに復活しますし、
より切れ味が悪くなったら付属の空磨ぎヤスリ1000番で磨くと
復活します。

また、切れ味が悪くなったらなんと!3回まで無料で磨いてくれる
サービスつき!

ただ、自分は上手く使いこなせなかった・・・

理由は2つ
・段スキするときはコバガイドが邪魔で水平に押し切れない
・刃の角度が立ち気味で座って作業する際、手首の角度が辛い

帯漉刀は横から見ると沿っている上に刃が入る角度が立ち気味
自分が立って作業すれば問題ないけど、今度は机が低い
IMG_20190927_000649

買ったのが去年(2018年)の4月頃ですが

なかなか上手く使いこなせなかったので

ちょっと試しては仕舞い込み、ちょっとは使っては仕舞うの繰り返し。

今回、長い段漉きをする箇所がありどうにか使いこなせないかな~と

考えた末、刃の角度を変えました。

レザーカービングをやる人なら必須のオイルストーン(細目)

でゴリゴリに研いだら持ちやすいし、切れ味キンキン!
IMG_20190926_235735

斜め漉きはもうスーと切れます!

段漉きはコバガイドが邪魔で上手く水平に出来ないな~
何か方法ないかな~と道具類をさばくってみつけたのが
ステッチンググルーバー!
IMG_20190927_004946

グルーバーの溝に帯漉刀のコバガイドを当てて漉くと
水平に押し切ることが出来ます!
IMG_20190927_005004

綺麗に水平に出来るのはグルーバーの溝まで
なので厚みを確認しつつ、何回かグルーバーをかけると上手く出来ます。
厚みはゲージがあると便利です
もう、これで使いこなせる道具になりました!

IMG_20190923_132137IMG_20190923_130739

結論としては自分で刃先の調整が出来る人には
コスパの良い道具と言えます。


レザークラフトは始めようの続き

・手縫い針
針はレザークラフト用の針が販売されています。

自分が愛用しているのクラフト社の手縫い針(太)で長さ約6cm
IMG_20190224_152425

レザークラフト用の針は先端が丸くなっており、針穴が大きめです。

洋裁のメリケン針をレザークラフトに使用する場合、
先端をカットしてヤスリなどで丸めておかないと怪我をします。
メリケン針の特徴は細く短く針穴も小さいです。
IMG_20190224_152454

・手縫い糸
手縫い糸は主に麻糸と化繊糸の二通りあります。
麻糸(ラミー糸)は手縫いの際に手縫いwaxという蜜ロウを糸に擦り合わせて
使用します。
このロー引きは麻糸の毛羽立ちを押さえ、糸の強度を上げる行為です。

化繊糸は各社色々と販売されていますが有名なのがビニモダブルロー
ミシン糸のビニモを手縫い用にロー引きされた物です。
化繊糸は主にナイロン製とポリエステル製があり、
自分の感覚ですがナイロン製はピンとした糸が多く、ポリエステル製はしなやかな
糸が多いと感じます。

麻糸の太さは数字の小さいほうが太くなります。 太 16>20>30 細
/3←こちらは糸の撚りの本数で3本で撚ってることを表しています。


太 16/5 > 16/4 > 16/3 細

自分は昔、橋印の麻糸、16/4を使用しており、バランスが良かったです。

ビニモなど、ミシン糸は数字の小さい番手が太く数字が上がるほど細くなります。

太 0番 > 5番 > 20番 > 30番 細

シニュー糸は約5mmほどの幅広の糸であり、そのまま使用するか、好みの太さに割いて
使用します。

・糸の太さの比較(菱目打ち・クラフト社・2mm)
IMG_20190224_152524
上から
・クラフト社・エスコード(麻糸)・中・20/3
・アースエレファント・麻糸・ロー引き・16/5
・ビニモ・ダブルロー・0番
・シニュー糸

太 シニュー > 麻糸・16/5 > 
      ビニモダブルロー0番 > エスコード・20/3 細

糸の太さは使用する菱目打ちとのバランスを見て好みの糸を探してみてはいかがでしょうか。

おまけ
クラフト社・2mmとひうちやの8本目のピッチはほぼ同じ


・レザークラフトをはじめよう
 道具説明その2

レザークラフトに欠かせないのが打つ道具、ハンマーです。

基本的には木槌を使用します。

レザークラフトの初心者キットにも入っており誰でも最初に買う物です。

ただ、木槌は人によっては軽すぎて使いづらいってこともありますので
ホームセンター等で自分が扱いやすい大きさを探してもいいです。

個人的に去年買ってなかなかいいなと思ったのがダ○ソーのゴムハンマーです。

重さが丁度よく、また音も少し吸収する感じがあります。
IMG_20190208_140113

後、止めたほうがよいのが金槌、道具が痛む原因になります。

手縫いの穴を開ける道具、ヒシメ打ち
IMG_20190208_140125

レザークラフトは手縫いを行う場合、ヒシメ打ちと呼ばれる道具で革に穴を開けてから
糸で縫い合わせていきます。

ヒシメ打ちのサイズは2mmか2.5mmぐらいがいいでしょう。
上記のはクラフト社で刃の幅が2mmの物です。
協進エル社の場合、ピッチ4mm(刃先の先端から先端の長さ)で表記されてます。
メーカーによって表記の違いや刃の形が微妙に違ったりしますので
購入する際は同じメーカーで統一して下さい。
1本刃、2本刃、4本刃の三本揃えると大体の手縫いは出来ます。
価格はひとつ1000円未満です。

TVで紹介された匠の技〜職人さんが1本1本丁寧に作る ヤキの入った丈夫なレザークラフト用工具【日本製】4本菱目打ち2.0mm巾【ネコポス対応】

自分が今使っているのはひうちやの菱目打ちです
Fotor_154960193804067
昔ながらのプロが使う道具で、幅1寸(約3.3cm)に刃をいくつ入れるかという考えで
作られています。
上記の写真は8本刃ですが、他に10本刃も持っており、同じ幅でよりピッチ感覚が細かいです。
価格は刃1本につき千数百円という考えですので刃本数が多いほど高くなります。

Fotor_154960204289383

菱目打ちの穴の形ですが、クラフト社は穴が大きめで四角に近い感じの菱型で
ひうちやのは斜めで薄い菱型です。

この他にヨーロッパ菱目打ちがあり、穴は薄いですが角度がより立っています。

この他にゴム板が必要です。
菱目打ちを革に打った際は裏側に刃先で出ますのでゴム板の上において使用します。
IMG_20190208_140138
ゴム板 大 220×300mm[クラフト社] レザークラフト工具 打ち台・カッティングマット

次回、「手縫い糸と針と道具」


↑このページのトップヘ