・レザークラフトをはじめよう
 道具説明その2

レザークラフトに欠かせないのが打つ道具、ハンマーです。

基本的には木槌を使用します。

レザークラフトの初心者キットにも入っており誰でも最初に買う物です。

ただ、木槌は人によっては軽すぎて使いづらいってこともありますので
ホームセンター等で自分が扱いやすい大きさを探してもいいです。

個人的に去年買ってなかなかいいなと思ったのがダ○ソーのゴムハンマーです。

重さが丁度よく、また音も少し吸収する感じがあります。
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後、止めたほうがよいのが金槌、道具が痛む原因になります。

手縫いの穴を開ける道具、ヒシメ打ち
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レザークラフトは手縫いを行う場合、ヒシメ打ちと呼ばれる道具で革に穴を開けてから
糸で縫い合わせていきます。

ヒシメ打ちのサイズは2mmか2.5mmぐらいがいいでしょう。
上記のはクラフト社で刃の幅が2mmの物です。
協進エル社の場合、ピッチ4mm(刃先の先端から先端の長さ)で表記されてます。
メーカーによって表記の違いや刃の形が微妙に違ったりしますので
購入する際は同じメーカーで統一して下さい。
1本刃、2本刃、4本刃の三本揃えると大体の手縫いは出来ます。
価格はひとつ1000円未満です。

TVで紹介された匠の技〜職人さんが1本1本丁寧に作る ヤキの入った丈夫なレザークラフト用工具【日本製】4本菱目打ち2.0mm巾【ネコポス対応】

自分が今使っているのはひうちやの菱目打ちです
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昔ながらのプロが使う道具で、幅1寸(約3.3cm)に刃をいくつ入れるかという考えで
作られています。
上記の写真は8本刃ですが、他に10本刃も持っており、同じ幅でよりピッチ感覚が細かいです。
価格は刃1本につき千数百円という考えですので刃本数が多いほど高くなります。

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菱目打ちの穴の形ですが、クラフト社は穴が大きめで四角に近い感じの菱型で
ひうちやのは斜めで薄い菱型です。

この他にヨーロッパ菱目打ちがあり、穴は薄いですが角度がより立っています。

この他にゴム板が必要です。
菱目打ちを革に打った際は裏側に刃先で出ますのでゴム板の上において使用します。
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ゴム板 大 220×300mm[クラフト社] レザークラフト工具 打ち台・カッティングマット

次回、「手縫い糸と針と道具」